集合研修を動画に置換え。コスト・費用が1/5になると同時に現場への伝達度合いが1.5倍になり、売上も増加
株式会社ベイシア電器様は関東を中心に15店舗の家電専門店を展開されており、 現在soeasy bubbyを通して、約300名の販売員の方向けに 家電の販売に関する動画トレーニングを配信していらっしゃいます。
今回、soeasy buddy導入を決定された人事部 部長の大村様、 運用担当の人事部 採用・教育グループ マネージャー青木様、 現場で実際にsoeasy buddyを活用されている前橋モール店 副店長 上田様に、 soeasy buddy導入の背景、活用方法、効果についてお聞きしました。
(株式会社ベイシア電器 人事部 部長 大村様)
弊社は家電量販店ですが、複数店舗に多くの従業員がいる中で、販売員の知識やスキルを如何に標準化・平準化するのかということを課題に抱えていました。
元々、集合研修を行うことで知識・スキルの向上を図っていましたが、一箇所に集めて行うという制約上どうしても全社員で行うことはできず、各店舗1~2名が代表者として集合研修を受けるという形でした。
その形だと、どうしても現場スタッフはその代表者から又聞きする形になるため、各スタッフの接客の質は、代表者の伝える能力に応じてバラツキが発生していました。
家電業界ではモデルチェンジを頻繁に行うので、最新の情報にキャッチアップしていく必要があります。このモデルチェンジのスピード感に対応するために、多いときは集合研修を月に2回行う必要がありました。
集合研修のために本社に各店舗から社員を呼ぶのですが、遠いところだと静岡から群馬にまで来ている社員もいて、時間・コスト共に大きくかかっていました。
そういった新製品の情報を、よりタイムリーに、かつ全店の現場に直接伝えることが出来るツールとして、soeasy buddyを導入しました。
導入前に、幾つかのサービスを比較しましたが、soeasy buddyはトレーニングの編集が簡単に行え、情報を発信する側と視聴する側の双方にとって、使いやすく分かりやすいものでした。その点は非常に魅力的でした。
(株式会社ベイシア電器 人事部 採用・教育グループ マネージャー 青木様)
当社では、商品の特徴や使い方、単価アップ方法、メーカーごとに良くある質問などをメインに動画を撮影・配信しています。
動画の作成には、メーカー様から最新家電を借りて使い方を動画にしたり、メーカー様のオフィスにお邪魔して、接客販売のプロの方の説明を撮影したりしています。
作成の際には、隙間時間に手軽に見れるように、出来るだけ短く2-3分を目安にしており、現在300本ほどにまで貯まっています。
ニュースの機能では、新しい動画トレーニングが作成されたことをアナウンスしたり、「〇〇店の接客がよかった」といった、お客様から頂いた声を投稿したりしています。 この様な声はスタッフのやる気にも繋がるので、ニュースの機能は今後更に活用したいと考えています。
集団研修で行っていたことを、soeasy buddyに置き換えることで、費用と移動時間をおおよそ1/5に削減できました。
特に大きいのは、移動時間の削減です。この時間を、お客様により良いサービス・商品をお買い上げいただくための、本来当てるべき接客の時間に当てられるようになりました。
これまでの集合研修では研修を受けた人にしか100%の情報を伝えることはできず、現場の社員には又聞きで伝える形になりますが、伝えるのが上手い人でも伝わる情報は60-70%に減ってしまいます。
しかし、soeasy buddyを通して動画でトレーニングを配信することで、同じ研修内容を全スタッフが見ることができるようになるので、全員が100%の情報を共有できるようになりました。
soeasy buddyの視聴状況確認機能を使って、店舗や販売員ごとの動画視聴状況を見える化してみると、視聴数の多い店舗や個人のほうが売り上げが高いことがわかりました。 動画による効果が実際に売上に現れているといえます。
株式会社ベイシア電器 前橋モール店 副店長 上田様
動画にすることで、端的に分かりやすく短い時間で勉強が出来る様になりました。特に新入社員は動画で見たほうが、先輩に聞かずに済むため、相互に負担が減っています。
また、現場では直接確認できない家電の性能・効果も目で見て確認出来、接客販売のときにより具体的な説明を行うことが出来る様になりました。 例えば冷蔵庫は実演が難しいのですが、動画だと冷凍した野菜がどのようになるのかというのがリアルに把握できます。
社員一人あたりの料金に換算すると、ランニングコストが非常に少ないにも関わらず、全員の視聴状況を見える化など、機能が豊富で非常に助かっています。
そういった機能を活用することで、例えば各店舗・販売員の動画閲覧状況を把握して、店長に働きかけることで動画視聴率の改善などを効果的に行うことも出来ます。
集合研修では、どの様な社員が参加するかに関わらず、一様に1から10まで教えなくてはいけません。 しかし、本来はその人のこれまでの販売経験や、その時点での機器に対する理解度に応じて、必要な研修・不要な研修と、最適化出来るはずです。
そこも、動画トレーニングであれば、各スタッフが自分の知識に合わせたレベルの動画を自分で選んで効率的に学ぶことが出来る。
今までの集合研修では、従業員の態度が受け身なところがありました。来いと言われてやるのでは、どうしてもやらされ感があります。
しかし、次第に動画が増えていく中で、個々人が自主的に選んで動画を見る様になってきています。 一部の従業員からは「こういう動画が欲しい」という積極的な声も聞こえるようになり、全体的に学びに対する主体性が生まれてきました。それもsoeasy buddyの良さではないかと思います。
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